家を建て直そう。家を新築しよう。と思い立っても、効率的に、かつ、ベストな家づくりをするためには、一体、どこから始めて良いのか? カタログ請求や住宅展示場見学など、イメージづくりから入ると、自分では判断することができず、結局、営業担当者のいいなりに、何となく契約をしてしまう方が多いのではないでしょうか。
あなたやご家族の夢我が家を実現する!そのためのプロセスを一緒に考えてみましょう。
まずは、住宅新築に際して、大まかな資金計画を作る!
- まずは、現時点での収入と支出を比較し、月々、何万円であれば、無理なく、返済できるかを試算してみましょう。
- 次に、預貯金・有価証券など、流動資産のうち、頭金に回せる金額はいくらなのか。冷静に計算してみましょう。
自己資金として用意できる金額と、負担なく返済可能なローン金額を予め知ることで、大まかな予算を立てることができます。
建築コストの他、外構工事費・電気やガスの付帯工事費、検査や登録費用が加算されますし、新居への引越費用・カーテン代などが、当座、必要となりますので、お忘れなく。
次は、注文住宅建築業者、ご自宅でのリサーチです!
どの様な家に住みたいですか?あなたや、ご家族がここだけは譲れないという希望をリストアップしておきます。
夢我が家では、家づくりのイメージに必要な基本情報を網羅していますので、ぜひ、参考にしてください。
♣工法についての情報
♣機能性についての情報
♣住環境についての情報
間取りやデザインについての情報・イメージを創るには、建築予定地域近辺の地域別注文住宅建築・建設業者の記事を参考に、おすすめ3選業者のホームページを訪れ、施工例や特徴をチェックしてみましょう。このリサーチを通じて、大方、建てたい・住みたい家のイメージが固まってくると思います。
住宅新築に際し、土地を見つけたい方は・・
地域の住環境や、通学・通勤に便利な最寄駅をリサーチして、住みたいエリアを決めます。
主要市町村毎の人口・世帯数・主要駅・特徴・住環境は、地域別注文住宅建築・建設業者の記事が参考になります。
エリアが決まったら、土地を選ぶ際に考慮していただきたい点は以下の諸点。
- 最寄駅までの行き方と所用時間
- 通勤・通学に必要な時間
- 学校のレベルや通学経路の安全性
- 医療施設や福祉の充実度
- 買い物の利便性
- エリアの土地価格相場をしっかり、リサーチ
施工会社の中には、関連会社をつかい、土地探しまで一括して担当してくれる会社もありますが、選んだエリアの不動産会社にお願いして、予算や坪数などの希望を伝え、探してもらうのが、通常のプロセスです。
いよいよ、夢我が家 住宅新築、施工会社候補をしぼる
住宅新築・注文住宅 施工会社の種類
施工会社には、ハウスメーカー・工務店・建築家(建築設計事務所)がありますが、それぞれの利点と魅力。注意点などの詳細は、こちらをご覧ください。
エコ住宅・機能性住宅をご希望ならZEH・LCCM住宅!
夏涼しく、冬暖かい。年間を通して、どの部屋も温度差のない住宅をご希望であれば、機能性住宅仕様となります。地球温暖化の影響が世界各国で顕在化している現在、消費者の一人として、CO2削減に寄与することができるのがZEH、LCCM住宅。
ZEH+R仕様の家なら、災害による停電時にも昼・夜共に、電気を使うことができます!
各地域別の記事を参考に、ZEH実績のある5つ星評価のZEHビルダーのホームページをチェックしてみましょう。
注文住宅 具体的にはどの建築業者さんに惹かれますか?
建築予定地域近辺の地域別注文住宅建築・建設業者の記事を参考に、おすすめ3選業者のホームページや、業者一覧リストのホームページを訪れ、施工例や特徴をチェックしましょう。
気に入った業者さん3−5社を選び、直接、問い合わせページから連絡を入れ、モデルハウスやOB宅見学会・完工物件見学会などを予約、各業者さんの家づくりを実際に見て・触れて・住空間を体感することが必要です。訪問時に、無料相談にのってくれますので、これまでのリサーチで明確化している希望事項や、予算などをしっかり、伝える共に、家づくりの疑問点などを、遠慮なく質問してください。
訪問前には、補助金制度や減税制度についても学んでおきましょう。見学後の無料相談の折に、この補助金を使いたい旨を伝えるとともに、その他にも、使える補助金制度があるかもしれませんので、遠慮せずに、業者さんに質問してみましょう。
注文住宅 施工業者へのアプローチ要点について復習します!
完成物件やモデルハウス、展示場を訪問する事で、住環境を体感。建材の質や、調度品の好みを判断し、施工例をみて、感触や使い勝手などを実際に肌で感じ、会社の雰囲気や誠実度に触れることは、欠くことのできない大切なステップです。
あなたの感覚で、業者さんや、見学した住宅が合格点であれば、無料相談の席上、担当者に家族の大まかな要望事項を伝え、資金面も相談。地場の制度に精通しているので、補助金制度や減税措置のアドヴァイスもお願いしましょう。大まかなプランと、概算ベースの見積もりの提案を依頼してください。
3~5社選んだ業者さんの中から、概算ベースの見積もりとプランの提案を、複数の業者さんに依頼して比較しましょう。全社合格点なら、全ての業者さんに依頼してもいいでしょう。この段階までは無料なので安心です。
土地からお探しの方は、不動産会社がグループ内に施工会社を持っていたり、逆に、施工会社のグループに不動産部門があったり、一括して、見積もりを出してくれる法人もありますので、土地の希望も、無料相談会の折に、ぜひ、話してみてください。
注文住宅 建築業者さんから見積もりとプランとが届きます
受け取ったプランと見積もりを比較し、チェックします。
- 希望した間取りがしっかりプランに反映されていますか?
- 予算内に収まっていますか?
- 内装の素材・建材・設備は希望通りの仕様で提案されていますか?
ご希望に添うプランや見積もりである事。そして、実際に訪問して、体感した施工例の仕様や工法、住環境を、勘案の上、ご家族にとって、ベストな工務店を選んでください!
住宅情報サイトの落とし穴
住宅情報サイトの役割は、中間業者です。ユーザー情報を、広告主である登録建築業者に手渡し、情報をプールする。住宅情報サイトはここから、収入を得ているわけです。
個人情報を建設会社に手渡してからは、ユーザーが選んだ建築業者数社の腕の見せ所となります。
つまり・・・中間業者の役目は
- 検索プラットホームを提供し、個人情報を受け取る。
- 入手した住所・年齢・氏名・電話番号・メールアドレスばかりか、サイトによっては『Aさん宅は、5歳の子供と夫婦の3人家族で、ナチュラルな健康住宅・高耐震性にこだわり、愛犬と住む家の建築を考えている』といったユーザーの個人情報をシステムにファイル、登録している建築業者に対価を受け取り提供している。というストラクチャーでしょう。
情報サイトは便利ですが、登録することで、個人情報を手渡し、同サイトのシステム上にファイルされるという側面がある事。住宅情報サイトによっては登録した後、知らない施工メーカーからDMが大量に送られてくる可能性がある事。ここを理解した上でご利用になってください。
この後、契約。最終設計図に基づき施工開始となります。
次の記事『請負契約締結から入居まで』に続く↵