予想だにしなかった新型コロナウイルス というパンデミックと、世界各地でのロックダウン。
生まれてこのかた、自由に行きたいところにゆき、経済活動を続けてきた『当たり前の日々』が消え、多くの方が、テレワーク・在宅勤務・外出自粛を余儀なくされています。
利益や業績を上げるため、走り続けてきた分刻みの生活とは、全く異なるゆったりとした生活環境に入り、ご自宅でご家族と一緒に、過ごす時間。
外出自粛で生じた時間は、住宅新築という人生最大の出来事に着手する前に、もう一度、しっかり、建築する立地条件・ご家族が求める住環境の快適さについて考えなさいという。絶好の機会になりそうです。
快適な家の条件とは何でしょうか?
あなたにとって、快適な家の条件とは何でしょうか?
ご自宅で長時間を過ごす今、あなたとご家族にとっての快適な家の条件を10点程、箇条書きにしてみてください。注文住宅新築に向け、大切な気づきをもたらしてくれる事でしょう。
私にとって快適な住宅はこの10ポイントです
- 大きな窓、清潔感。
- 収納が整い、床に何もない整然としたたたずまい。
- パッシブ・デザインに優れ、太陽光の取り入れ方に工夫をこらし、風通しが良い。
- 一年中、適温が保たれ、湿度がしっかりと管理されている。
- 耐震性能3。
- 創電・蓄電装置を完備し災害に強い住宅。
- ベランダ、テラス、デッキなど庭・自然と繋がる住空間。
- 気に入った家具に囲まれた住環境。
- 木々や、色とりどりの花々に季節の訪れを感じる庭。
- 散歩に適した森林・清流の流れが近くにある立地。
ロックダウンが続く英国。外に出るのは、朝晩の犬の散歩・森林浴と、週に1度、ファーム・ショップへの食材の仕入れのみの生活が1ヶ月続いています。
英国の住まいを採点すると、赤字部分が欠如。とはいえ、その他8項目は満たし、日常生活の快適さには、大変、満足しています。快適な住環境を備えた家に住む。それだけで、安心感を得られる事を今回、実感しています。
- 都心部のマンションより、郊外の庭付きの家。
- 自然を求め、公園・森林・清流の流れのある立地に惹かれるのは、人として、当然の要求なのではないでしょうか?
戸建て住宅新築を検討される皆様にとり、外出自粛で生じた時間は、高い買い物をする前に、もう一度、しっかり、建築する立地条件・ご家族が求める住環境の快適さについて見直す絶好の機会といえそうです。
非常時の経済負担を軽減するZEH(ゼッチ)
幸い、英国の今年の春は暖かく、光熱費負担を心配せずにおりますが、寒い季節や天候不良の年であれば、セントラルヒーティングにつかうガス料金は、相当、大きな負担になったと思います。
自宅で過ごす時間が増えれば、当然、電気代・ガス代など諸経費が膨らみます。
新型コロナウイルスの影響による外出自粛や在宅勤務などで日中、家で過ごす人が増えていることから、この新電力では東京などに緊急事態宣言が出されて以降、契約者の昼間の電気の使用量が急増し、1世帯当たりの電気料金は1日の平均で56.7%高くなっているということです。引用元:NHK
経済活動停止で収入が止まったり、大幅減となるこの非常事態。ゼロエネ住宅であれば、光熱費負担の心配なく、精神的に、大きな安心材料となりそうです。
ZEH(ゼッチ)、ZEH+はもちろんの事。災害時の長期停電に備えるZEH+R。
ゼッチ住宅は、CO2削減・地球環境への負荷を抑えるだけでなく、ご家族に快適さと安心をもたらし、非常時には、家族をしっかり守ってくれる現代のお城の様な存在です。
巣ごもり期間に是非、チェックしましょう!
特定の立場に偏らない研究機関として、地域・都市・環境など国土の総合的・合理的開発に必要な基礎研究・応用研究を事業とする一般財団法人 日本地域開発センターが、毎年、実施するハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー賞。
建物の性能と、エネルギー設備機器の組み合わせの結果、トータルとしての省エネルギー性能やCO2削減等に寄与する優れた住宅を表彰する制度です。
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー賞 2019年度大賞を受賞された法人4社の住宅からは、化石燃料エネルギーによるCO2排出量を抑え、創エネ・蓄エネ・省エネにより、住宅部門でできる事を懸命に模索、地球環境を守るために、ZEH促進に努力された熱意が伝わってきます。
大賞受賞4社のZEH(ゼッチ)注文住宅の特徴についてまとめています。巣ごもり期間にできた自由時間を利用し、断熱性能・機密性能などを比較、楽しみながら、夢我が家構想を固めるのは、素敵な時間の過ごし方になるのではないでしょうか。
三密を避け、人との距離は2メートルを守り、お健やかにお過ごしください。