地球温暖化は緊急課題:日本の産業界には世界に先行するCO2削減モデルがある!

自然破壊と地球温暖化対策
出典:IEA 国際エネルギー機関

過去数年間、パンデミックで人の流れが止まり、ロックダウンにより経済活動が停止すると、自然が活力を取り戻すことを学びました。 地球温暖化という緊急課題に直面する今、この事実を決して忘れてはいけません。同様に我々が忘れてはいけない事は、政府も環境庁も、残念ながら、声高に世界にアピールをしていないのですが、実は、日本の産業界には、世界に先行するCO2削減モデルが存在し、世界に誇る脱炭素環境技術があるのです

一方、2050年カーボンニュートラル達成を表明する国々、その基礎となる現モデルはフィードバックループ(nature’s own feedback loops 温暖化が更なる気温上昇を引き起こす)という事実を織り込んでいないそうです。世界をリードする科学者が地球温暖化を解説する動画をアップしました。日本語のサブタイトルもあり、環境問題の現状が良く理解できます。参考になれば幸いです。

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環境保全のために早急に推進できること

再生エネルギーの問題点を再考する

風力発電

  • 防衛上、非常に懸念されるのが電波妨害。専制国家の領土拡大意欲が強まる現在、防衛に備えるために妨げとなる設備の設置は避けなればいけません。
  • 風力発電用の風車の設置は、日本の美しい景観を壊し
  • 地域住民に対する騒音被害などの大きな自然破壊・社会問題を生み
  • 回転するブレードに鳥類がぶつかり、貴重な鳥類が命を落とすなど生物生態にも悪影響をもたらします。

住友林業は森林保護管理など、かねてより、自然環境保全に最も力を入れている大手ハウスメーカーですが、三重県津市の青山高原で、2023年3月営業運転開始を目指し、2020年に着工した風力発電事業を取りやめ、風車撤去を決定。と先日、報道されました。

2021年11月に2基目の支柱建設の段階で工事を中断、地域住民の要望を受け環境アセスメント追加調査を実施。その結果、地域住民に配慮した騒音による計画中止を決め、風車撤去を決定。

着工した案件中止を決定。これは、非常に勇気を要する経営判断です。住友林業が環境保護リーディングカンパニーとしての経営スタンスを明示した素晴らしい事例として、高く評価できます

太陽光発電:メガソーラー

災害時に備えるため、蓄電池と太陽光発電を備えたZEH、LCCMなど省エネ・省CO2を図るエコ住宅、並びに、初期投資コストを補助する政府補助金制度は、国産の太陽光パネル使用を前提条件として、非常に素晴らしい政策です。しかしながら・・・
  • メガソーラーは、広い土地を必要とするため、建設場所によっては大規模な森林伐採を引き起こし、これまでも地滑りなど大きな災害を誘発した悲しい事例もあります。
  • 大切な森林を切り崩すなど、自然を破壊するメガソーラー発電設備は、常識で考えても、科学的視点からも絶対にやってはいけません。速やかに中断すべきです。⇒ 第5章の1「森林破壊」をご参照ください。
  • 太陽光発電は夜間や、雨・曇りの日は当然ながら、発電できません。メガソーラーは安定した発電には程遠いもので、スロープのある森林伐採地に何千枚も敷かれたパネルのメンテは危険であり、極めて非効率的です
  • 日本の産業界、国民の生活を支える大切な電力は、安定供給が必須です妥当な価格での供給が不可欠です。メガソーラー発電法人に中国国家資本を入れている事実は、誠に、不可思議です。しかも、国民に課せられる再エネ賦課金、深刻なジェノサイド問題を抱える中国製太陽光パネルを日本国が大量に購入する等、大切な日本国民の税金が中国国家に流れ、実質的に中国の覇権主義を資金援助しているのはなぜでしょうか?誠に、不可思議な構造で理解しかねます。
  • かつては日本製が主流であった太陽光パネル。現在では、中国製が世界市場の8割以上を占め、その大半が新彊ウイグル自治区における強制労働による生産です。民族集団を破壊する意図がはっきり読み取れるジェノサイドである。との判断から、中国製太陽光パネルの輸入を禁止した米国に続き、EUもウイグル人強制労働による製品排除を検討していますが、日本国は如何なのでしょうか?チベット侵略・南モンゴル侵略・ウイグル侵略と大陸を武力拡大し、現在でも非常に多くの方々が、自国語を学ぶ権利や民族文化、自由を剥奪され、殺害され、特にウイグル民族に対する現状は非常に深刻で、この種の人権問題は、人間として、行政機関として、国として、決して無視してはいけない問題です。

日本の技術力を活用、低価格の安定電力を確保しよう!

正解がわからない時、政府自らが再エネ注力を決定・行動してきたのですが、災害時や降雪時に稼働しない発電施設など、全く意味がありません。自然破壊を含め、非常に多くの問題が継続的に表面化してきている現在、再エネを闇雲に継続する事は、国益を損ねる愚の骨頂です!

日本経済を活性化させ、従業員の給与レベルを引き上げ、国民の生活を守るためには、日本に既に存在する素晴らしい技術を活用し、家庭への安定供給に加え、特に、産業向けには低価格で安定電力を確保する。この正しい方向に、速やかに転換する知恵と勇気が求められます

日本産業界の素晴らしい技術

原子力発電

原子力発電は、運転時、CO2を排出しません。地球温暖化対策に貢献する発電方式であり、すぐれた安定供給性と効率性に加え、運転コストの低さや燃料価格変動の影響を受けにくいといった素晴らしい特性があります。東京電力福島原子力発電所の災害事故の反省を踏まえ、安全性を強化し、世界一を誇る日本の安全技術を、是非、活かしていただきたいものです。

Small modular reactors(SMR・小型原子炉)の開発も進み実用化が近く、次世代原発開発に向け日米共同開発が進んでいます。これは、原子炉を小さくすることにより、常温の自然冷却を可能にする安全でリスクの少ない技術と言われており、非常に期待されます

参考:経済産業省 資源エネルギー庁ホームページ

火力発電

経済産業省 エネルギー庁ホームページからの抜粋です。日本産業界には世界に誇る脱炭素環境技術が存在しています。電力の安定供給が不可能な太陽光・風力発電は不要ではないでしょうか。

エネルギー事情は国によってさまざまであることから、日本は、現在あるいは中長期的なエネルギー安定供給をじゅうぶんに確保しつつ気候変動にも対応する、バランスのとれたエネルギーの移行(トランジション)を進める必要があると考え、世界に提言しています。火力発電のゼロ・エミッション化は、そうした移行を進めるにあたって重要となる要素です。

  • 火力発電所で発生するCO2を分離、回収して地中深くに貯留・圧入することでCO2を削減する方法CCS :Carbon dioxide Capture and Storage
  • 火力発電所で分離・回収したCO2を、工業製品やプラスチックなどの原料として利用する方法がCCUS:Carbon dioxide Capture, Utilisation and Storage。将来的にこの回収したCO2と再生可能エネルギー由来の水素とを反応させ、燃料となるメタンを低コストで生成できるようになれば、CO2自体をエネルギーとして活用することも可能に。
  • 水素エネルギー:天然ガス火力発電に混ぜたり(混焼)、水素だけを燃料とする火力発電(専焼)を開発することで、発電時にCO2を排出せず、また調整力などの機能もそなえることができます。「CCS」「CCUS」技術と組み合わせれば、実質的にCO2排出ゼロの火力プラントが実現可能。
  • 燃料アンモニア:石炭火力発電への利用が見込まれています。アンモニア専焼(アンモニア火力発電)が実現すれば、火力発電設備からの大幅なCO2排出量削減が見込まれます。引用元:経済産業省 エネルギー庁ホームページから抜粋

 

自動車業界ですすむ脱炭素化

技術は、既に、あります。コストが合わないだけです。

トヨタのミライが良い例です。走り心地の良さ、走行性、ユーザーから高評価を受けているミライですが、水素ステーションの整備が進まず、燃料電池自動車(FCV)の売れ行きが伸びていないのは、水素ステーションの数があまりに少ないため。

ガソリン給油所の立ち上げコスト1億円に対し、水素ステーションは5億円。機材・パイピングなど特殊機器や安全装置の設置コストが嵩むから、水素ステーションの数が増えない。水素ステーションがないからFCVを買わない。この現実が、消費者の購入を妨げている様です。

電気自動車(EV)と水素自動車(FCV)

電気自動車(EV)が外部から電気を充電して走行するのに対し、FCVは内部で水素と酸素を反応させ、電気を生み出して走ります。航続距離は東京から大阪へ到達できる600キロ以上。日産「リーフ」などEVの300キロ前後よりはるかに長く、水素の充填に必要な時間もガソリン車並みの約3分。性能の高さにも世間の注目が集まりました。   出典:エネチェンジ

燃料電池は、水素と酸素を反応させて電気を取り出す。燃料電池とは水素と酸素のもつ化学エネルギーを電気エネルギーに変換する発電設備。発電時に生成されるのは水だけで、二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)、粒子状物質(PM)などの地球温暖化ガスや大気汚染物質をほとんど排出しません。 岩谷産業ホームページから抜粋

電気自動車(EV)の問題点

CO2削除といえばEV。世界各国でEV化を推奨していますが、これは、欧米の自動車産業界の技術はEVしかないため、政治的判断から進めたもので、実は、EVには大きな問題がありそうです。

  1. 2040年に世界の電力消費の8%をEV充電が占めるという試算がでています。電力不足で原子力発電所(廃棄物問題)や、火力発電所(CO2排出)が増設されたのでは本末転倒。
  2. 電気自動車はリチウム資源開発と精錬のために、大量の水を無駄にし、環境を汚染。さらに、膨大なエネルギーを消費します。
  3. EV車の充電時間が長すぎ(200Vコンセント充電、国内メーカーにより1時間半〜7時間)、航続距離は300キロ前後と水素自動車の半分に過ぎません。
  4. 電気供給が不十分な国では車が使えない事になります・・・

 

水素自動車:燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle)の利点

問題点は上述の様に、初期投資コスト負担から水素ステーションの不足ですが、CO2など、地球温暖化ガスや大気汚染物質をほとんど排出しません!

  1. 燃料電池は、車内で水素と酸素を反応させて電気を取り出すため、車両内部で電気を生み出し走行。大気汚染物質をほとんど排出しない
  2. 水素は冷却して液体化する技術により、運搬・保管が容易
  3. 航続距離は600キロ以上(EVは300キロ前後)、水素の充填時間はガソリン車並みの約3分。

水素が電気を創るCO2ゼロの社会に

性能の高い水素社会が実現すれば、地下水素パイプラインを敷設することで、家庭の電力として使用することも可能になりそうです。

今、地球に必要な大気汚染物質をほとんど排出しないエネルギー。国内企業が既に、確立している水素技術を広げ、日本国内はもとより、世界にアピールするためには、コストの壁を乗り越える知恵と戦略が必要です。

目先の利益を追う経営や、利権や金に執着する政治は、恥ずべき過去の遺物にすべきです

各国リーダーは、環境汚染問題と地球温暖化問題に最速で真摯に取組むべき今、水素ステーションは国の公共投資で賄い、水素ステーションの管理技術は産業界が主導する。社会インフラを変革する覚悟で、大胆な施策と実行が不可欠ではないでしょうか。

自分以外の誰かを思い、その人のために働き、そして、ともに幸せになる。というトヨタフィロソフィーに基づき、トヨタ自動車の環境問題取り組みが最初に結実したのは、1997年Prius投入時に遡ります。『利他の心で生きることが自らの幸せにつながる』という仏教哲学に通じるトヨタフィロソフィー。かつて、日本人の多くが持っていたものでしょう。思い出して、大いに学びたいものです。

豊田社長が従業員に伝えた2022年のメッセージ

正解がわからないときこそ、トップ自らが意思決定をして、行動しなければならない。しかし、むやみに動けばいいというものではありません。そこには、守るべき3つの柱があります。

まずは、トヨタの「思想」です。トヨタは何のために存在するのか? クルマをたくさん売るためではありません。会社の利益のためでもありません。トヨタは「みんなの幸せ」のために存在するのです。

自分以外の誰かを思い、その人のために働き、そして、ともに幸せになる。この継承すべき「思想」をまとめたものが「トヨタフィロソフィー」です

そして、「思想」を具現化するための「技」。これが「TPS(トヨタ生産方式)」です。最後に、この2つを身につけるための「所作」。これが「トヨタウェイ」です

トヨタで働く皆さんには、常に、この3本柱を頭に置きながら、仕事をしてほしいと思っております。なぜなら、これらはすべて、「仕事」を通じて、「現場」で身につけるべきものだからです。            引用元:トヨタイムス  カラー文字とマーカーは夢我が家加筆

トヨタ自動車:日本自動車産業 世界に先行するCO2削減モデル

国際エネルギー機関(International Energy Agency)作成の下図をご覧ください。2001年を基準年に自動車CO2排出量増減を国際比較したものですが、日本の実績をみると、2019年度時点で2001年比、▲23%のCO2削減を達成、世界に先行するCO2削減のモデル・ケースとなっています。恐らく、ハイブリッド車の効果が大きいのではないでしょうか。

環境問題国際会議などで、日本国政府や環境庁が、この素晴らしい事実を明確に表明していない事が非常に残念です。「トヨタはEV化が遅れ環境問題を重視していない」などと、これまで、馬鹿げた報道も散見されてきましたが、トヨタほど、世界各国の事情に添った様々な脱炭素化策構築に真摯に向かい合い、今、すぐにできるCO2削減策を、同業他者とも協働で推進している企業は、他に例をみないと思量致します。

リーダーの知識・信念・決断と行動力

豊田社長

今、私たちは多様化した世界で、正解のわからない時代を生きています。こうした時代を生き抜くために、大切なことは何か。とにかく、何かを決めて、動いてみることだと思います。

例えば、カーボンニュートラル。昨年のはじめの頃は、目標だけは掲げられているけれど、具体的に何をすれば良いのか、誰も、何もわからない状況だったと思います。

まずは、「正しく理解することから始めよう」。そして、「ゴールはカーボンニュートラル」。「山の登り方は一つではない」。「敵は、内燃機関ではなく、炭素」。「最初から、お客様の選択肢をせばめないでほしい

そう言い続けながら、まずは、「自分たちでできることをやってみよう」と水素エンジンで、スーパー耐久に参戦いたしました。    引用元:トヨタイムス  文字とマーカーは夢我が家加筆

2050年カーボンニュートラルどうやって実現する?

日本は2050年までに「カーボンニュートラル」を達成するという目標をかかげていますが、具体的にどのような方法でCO2を減らしていく計画なのでしょうか?

国民を思い、国民のために働き、そして、ともに幸せになる。真の見識者・専門家の智慧を活かし、知識を積み、信念を持ち決断。誤りあれば即、訂正する行動力。産業界に見る優れたリーダー達をお手本に、日本国を導いていただきたいものです。

経済産業省の計画を動画でご覧ください。

 

地球環境破壊はここまで進んでいる

地球温暖化が加速度的に進んだこの10年間、モルディブや世界最大のサンゴ礁が広がるオーストラリアのグレートバリアリーフでは、光合成をしているサンゴの体内に生息する褐虫藻という単細胞の藻類が海水温上昇により死滅することで、色とりどりの美しいサンゴ礁の色が抜け白化。褐虫藻からの有機物の供給が途絶え、ほとんどのサンゴは死んでしまいます。

そして、2020年10月12日、1年超、気候変動が北極圏に及ぼす影響についてのデータ収集を行い、ドイツの大型砕氷船ポーラーシュテルンが帰還しました。気候変動が北極圏や世界に及ぼす影響を多くの科学者が分析評価した結果は、北極海が死にかけているという壊滅的な証拠と、数十年後には夏の北極海から氷が消えるという警告です。

政府は2050年カーボンニュートラル達成を表明していますが、残念な事にその基礎となる現モデルはフィードバックループ(nature’s own feedback loops :温暖化が更なる気温上昇を引き起こす)という事実を織り込んでいないそうです。Tipping Pointを超え、取り戻しがつかない状況になる前に、一段と早急な世界各国の環境政策の確立と施行、企業・各方面での技術開発が急がれ、個人レベルでも、CO2排出量の削減、プラスチックをはじめとしたゴミの大幅削減を今、直ちに、推進する必要があります。

https://feedbackloopsclimate.com/。世界をリードする環境科学者による解説で、環境問題の現状を知ることができます。動画は全て、日本語のサブタイトルを選ぶことができます。

地球温暖化は緊急課題!

地球の温度上昇2度がtipping point。科学者の説明によると、このポイントを超えると破壊された地球環境を元に戻す事ができないといわれています。

ロックダウンによる人類の活動停止により、自然環境が生き生きと元気を取り戻した現実を、人類は、決して忘れてはいけません。

森林破壊:Deforestationによる温暖化ループ

Forests are our way out to lower carbon dioxide into the atmosphere.

森林破壊は、人類が排出するCO2の4分の1を吸収し、大気中から除去する樹木の大切な働きを失い、地球温暖化をどんどん進めるだけでなく、森林に生息していた動植物の生態分布バランスを、トコトン壊しさり、人類が、異常なスピードで、多くの動植物の絶滅を招いているのです

何よりも、年月の経った大木は多くのCO2を吸収しています。大木の保護は地球環境を守り、温度を下げるために不可欠です。

北極海から氷が消える

The Arctic Ocean is dying.

世界20カ国、70を上回る研究所が、数百人の研究者を送り込み、気候変動が北極圏に及ぼす影響につき1年超にわたり多くのデータ収集を行い2020年10月12日帰還。収集したデータに基づき、科学者が分析評価した結果は、北極海が死にかけている。数十年後には夏の北極海から氷が消えるという警告でした。

「北極海は死につつある」 史上最大の北極調査団、1年超ぶりに帰還 ドイツ
【10月12日 AFP】(写真追加)世界最大の北極遠征調査プロジェクトの調査船が12日、ドイツ北部ブレーマーハーフェン(Bremerhaven)港に帰還した。

北極・南極の解氷:albedo effect大幅減による温暖化ループ

北極圏と南極圏を覆う、真っ白な雪と氷が光を反射するアルベド効果は、地球の最も重要な冷却メカニズムの1つです。地球温暖化で氷と雪が溶け、海面が露出することで、反射率が劇的に低下。更なる温暖化ループを引き起こしています。北極海の氷の量は過去40年間で何と、75%も減少しており、科学者は数十年後には、夏の間、北極海から氷が完全になくなると予測しています。

永久凍土の融解による温暖化ループ

永久凍土の融解は、水面上昇による沈下や気候変動のみではなく、永久凍土の中に眠っていた二酸化炭素とメタンが大気中に放出される危険を多くの科学者が懸念を表明している様に、気候変動の悪循環のなかでも最も恐ろしい現象です。

解氷が続く北極圏ですが、CO2やメタンガスが更に地球環境を破壊する現実に目を向けず、解氷後の自然資源の所有権争いを始める各国のリーダー達。政治には頼れない。人類のエゴの醜さと、地球に住まいする大切な仲間を絶滅に追いやっている事実に、恐怖を禁じ得ません。

暖かい大気が引き起こす温暖化ループ

暖かい大気は多くの水蒸気を吸収し、多くの熱を閉じ込めるため、温暖化フィードバックループで更なる地球の温暖化を招いています。地球温暖化で地球の気象パターンは、既に劇変しています。

 

グリーンハウスガス排出による気温上昇がTipping pointを超えると・・

The world that was once heaven can become hell.

BBC放映のコンサートGustav HolstのThe Planets。物理学者Brian Cox博士が、衛星から届く惑星の最新画像を使いながら、各惑星について説明しています。

BBC Two - Holst: The Planets with Professor Brian Cox
A performance of Holst's The Planets with each movement introduced by Professor Brian Cox.

金星は惑星のサイズや太陽からの距離を考えると地球に似た星です。金星にはかつて、水があり、生物が生存できる世界だったかもしれない。しかし、火山活動により二酸化炭素や二酸化硫黄が大気に流れ込み、グリーンハウスガスの影響で、金星の温度は上昇。生態可能な世界は破壊されました。惑星は永遠ではないということです。

かつて天国だった世界は地獄になり得るのです。

Venus is a planet very much Earth like in many ways. It’s not too much closer to the sun. It’s about the same size as Earth. However, science found Venus is a scorched world. It measured temperatures of 465 degrees celsius on the surface, the atmospheric pressure is 90 times that of the Earth. If we stand on Venus, we’d be toasted and then squashed. And we’d be dissolved, because the clouds of Venus rain down sulphuric acid. Venus is the closest world to hell you can imagine.

Venus would have had water, may have been a habitable world, may have been that paradise. But something went wrong in Venus. Those volcanoes pumped carbon dioxide, sulphur dioxide, greenhouse gasses into the atmosphere. A runaway green gas effect heated the planet up and destroyed it, certainly as a habitable world. The lesson of Venus is that planets are not eternal.

The world that was once heaven can become hell. Venus, Bringer of Peace became a requiem for a failed planet.  Source:BBC Programme page

個人レベルで何ができる?

次は、個人レベルでできことを考えてみましょう。

戸建住宅は家庭レベルでの脱炭素化も可能:Home energy efficiency

詳細については、こちらの記事をご参照ください。

脱炭素社会:ハウスメーカーが創るスマートハウス新築注文住宅
ここ数年の大規模停電:災害時の電力供給に注目 日本は地震や台風など災害の多い国です。加えて、地球温暖化により頻繁化する豪雨被害、千葉県を中心に最大93万戸が停電し、全面復旧まで2週間以上を要した2019年の台風15号による被害は記憶に新し...

Buy Local

  • 輸入品は運搬時にCO2を排出しています。地場の野菜・果物・食品・製品にシフト。
  • 食べられるだけの食料を購入。
  • 食べ物を捨てない。無駄にしない。

庭を楽しむ

  • 庭にある木は剪定をして楽しみ、決して、切り倒さない。
  • 家庭菜園を始めてみる:種や苗を植え、野菜に育つ姿や果物が実を結ぶプロセスを体験すると、植物の命の力を感じることができ、食べ物を大切にする心が育ちます。ベランダでプランター菜園を作ることもできます!

Plastic ゴミをできるだけ減らす

キッチンからバスルームに至るまで、ありとあらゆる所にプラスチック容器が使われています。少しでも、家庭からプラスチックを排除するよう知恵を絞ってみませんか?

  • 八百屋さんで買うときの様にパッケージに入っていない、個別包装されていない食品を選ぶ
  • 瓶入り食品や製品を選び、当然リサイクル
  • 買い物は手持ちの布製の袋を使用
  • スーパーなどのお店ではマイ容器を持ち込んで量り売りで購入
  • 電気製品などの購入に際しては、品質の良い商品を買い、長期間使うように心がける

最後に

地球環境も、動植物も、今、私達一人一人の意識変革と、早急な行動変容を求め悲鳴を上げています。自分さえ良ければ・・というこれまでの視点では、何にも変わりません。一人一人が、自分には何ができるのだろうか。と考え、できることから、一つづつ地球環境を守る行動を起こす。ここから、変わって来るのではないでしょうか?

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