日本の美しい自然とその自然循環を崩す再エネ政策

自然破壊と地球温暖化対策
出典:IEA 国際エネルギー機関

自然環境・住環境を破壊、自然循環を崩し、水質汚染を生み、地滑りなど大きな災害を誘発、日本国民の生活を脅かすメガソーラー。しかも、中国製太陽光パネルはCO2を撒き散らしながら作られている環境汚染製品。

電力安定供給が不可能な上、私欲に囚われた政治関係者の利権により、進められたもので、電気料金高騰により国民の負担を拡大する地球環境汚染・破壊政策であることが判明しています。

一旦、切り倒した森林を元に戻すには100年という期間が必要。日本太古より引き継がれた日本の美しい自然とその自然循環を崩す『日本のエネルギー政策』、地球環境保全のため、早急にストップさせましょう!

政府も環境庁も無視していますが、日本は環境保全モデル国であり、日本の産業界には世界に先行するCO2削減モデルが存在、世界に誇る脱炭素環境技術があるのですから

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  1. 日本は既に世界をリードする環境保全モデル国
  2. 環境保全のために早急に推進すべきは!
    1. 環境を破壊している日本の再生エネルギー愚策をSTOP!
      1. 騒音・電波妨害を引き起こす 風力発電
      2. 日本の美しい自然、その自然循環を崩す メガソーラー
    2. 日本のメガソーラー発電はクリーンエナジーではない!
      1. 電力の安定供給が不可能、しかも、危険なメガソーラー発電
    3. 日本の技術力を活用、低価格の安定電力を確保しよう!
    4. 国産住宅用太陽光パネル増産が必須課題!
  3. 日本産業界の素晴らしい技術
    1. 原子力発電
    2. 火力発電
    3. 自動車業界ですすむ脱炭素化
      1. 電気自動車(EV)と水素自動車(FCV)
      2. 電気自動車(EV)の問題点
      3. 水素自動車:燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle)の利点
    4. 水素が電気を創るCO2ゼロの社会に
    5. トヨタ自動車:日本自動車産業 世界に先行するCO2削減モデル
      1. リーダーの知識・信念・決断と行動力
  4. 個人レベルで何ができる?
    1. 私欲に塗れた政治家は決して選ばない!
    2. 戸建住宅は家庭レベルでの脱炭素化も可能:Home energy efficiency
    3. 農家直売所を活用する
    4. 庭を楽しむ
    5. Plastic ゴミをできるだけ減らす
  5. 2050年カーボンニュートラルどうやって実現する?
  6. まとめ
  7. 【参考】地球環境破壊はここまで進んでいる
    1. 森林破壊:Deforestationによる温暖化ループ
    2. 北極・南極の解氷:albedo effect大幅減による温暖化ループ
    3. 永久凍土の融解による温暖化ループ
    4. 暖かい大気が引き起こす温暖化ループ
    5. グリーンハウスガス排出による気温上昇がTipping pointを超えると・・

日本は既に世界をリードする環境保全モデル国

日本は自動車産業界によるハイブリッド車投入により、2019年度時点で2001年比▲23%のCO2削減を達成、世界に先行するCO2削減のモデル・ケースとなるなど、経済規模に比するCO2排出量では、世界をリードする環境保全モデル国である。これが現実です。

社会主義的ダボス会議で化石賞などと侮辱される科学的論拠はどこにもないのです。残念ながら、会議の席上、この点を明確に抗議できる政治家がいない。国民の税金で出席しているのですから、国益を代弁できるだけの知識と智慧が必要ではないでしょうか?

下表はEnergy Instituteのデータに基づき、Global Note株式会社が作成された国別CO2排出量です。世界最大のCO2排出量国家はダントツ中国で、全世界排出量の31%にも上ります。クリンエナジー代表の様に報道される中国製太陽光パネルは、ウイグル地区、200以上の火力発電所で、二酸化炭素を撒き散らしながら、Health and Safetyを完全無視し、ウイグル人奴隷労働を使う製品なのですから、断固、使用禁止とすべき環境汚染商品の代表格なのです。

環境破壊メガソーラーなど不要です。

出典:Global Note

 

環境保全のために早急に推進すべきは!

環境を破壊している日本の再生エネルギー愚策をSTOP!

騒音・電波妨害を引き起こす 風力発電

  • 防衛上、非常に懸念されるのが電波妨害。専制国家の領土拡大意欲が強まる現在、防衛に備えるために妨げとなる設備の設置は避けなればいけません。
  • 風力発電用の風車の設置は、日本の美しい景観を壊し
  • 地域住民に対する騒音被害などの大きな自然破壊・社会問題を生み
  • 回転するブレードに鳥類がぶつかり、貴重な鳥類が命を落とすなど生物生態にも悪影響をもたらします。

住友林業は森林保護管理など、かねてより、自然環境保全に最も力を入れている大手ハウスメーカーですが、三重県津市の青山高原で、2023年3月営業運転開始を目指し、2020年に着工した風力発電事業を取りやめ、風車撤去を決定。と先日、報道されました。

2021年11月に2基目の支柱建設の段階で工事を中断、地域住民の要望を受け環境アセスメント追加調査を実施。その結果、地域住民に配慮した騒音による計画中止を決め、風車撤去を決定。

着工した案件中止を決定。これは、非常に勇気を要する経営判断です。住友林業が環境保護リーディングカンパニーとしての経営スタンスを明示した素晴らしい事例として、高く評価できます

日本の美しい自然、その自然循環を崩す メガソーラー

  • メガソーラーは、広い土地を必要とするため、建設場所によっては大規模な森林伐採を引き起こし、これまでも地滑りなど大きな災害を誘発した悲しい事例もあります。
  • 大切な森林を切り崩すなど、自然を破壊するメガソーラー発電設備は、常識で考えても、科学的視点からも絶対にやってはいけません。速やかに中断すべきです。⇒ 第7章「森林破壊」をご参照ください。
  • 太陽光発電は夜間や、雨・曇りの日は当然ながら、発電できません。メガソーラーは安定した発電には程遠いもので、スロープのある森林伐採地に何万枚も敷かれたパネルのメンテは危険であり、極めて非効率的です。
山口県岩国市 三和町・柳井市メガソーラー 自然破壊証拠

写真出典:デイリーWiLL「岩国メガソーラー」の真実からお借りしました

 

  • 日本の産業界、国民の生活を支える大切な電力は、安定供給が必須です妥当な価格での供給が不可欠です。メガソーラー発電法人に中国国家資本を入れている事実は、誠に、不可思議です。しかも、国民に課せられる再エネ賦課金、深刻なジェノサイド問題を抱える中国製太陽光パネルを日本国が大量に購入する等、大切な日本国民の税金が中国国家に流れ、実質的に中国の覇権主義を資金援助しているのはなぜでしょうか?誠に、不可思議な構造で理解しかねます。
  • かつては日本製が主流であった太陽光パネル。現在では、中国製が世界市場の8割以上を占め、その大半が新彊ウイグル自治区における強制労働による生産です。民族集団を破壊する意図がはっきり読み取れるジェノサイドである。との判断から、中国製太陽光パネルの輸入を禁止した米国に続き、EUもウイグル人強制労働による製品排除を検討していますが、日本国は如何なのでしょうか?チベット侵略・南モンゴル侵略・ウイグル侵略と大陸を武力拡大し、現在でも非常に多くの方々が、自国語を学ぶ権利や民族文化、自由を剥奪され、殺害され、特にウイグル民族に対する現状は非常に深刻で、この種の人権問題は、人間として、行政機関として、国として、決して無視してはいけない問題です。
  • 更に中国製太陽光パネル材料は、CO2を撒き散らしながら作られている環境汚染製品です。

 

日本のメガソーラー発電はクリーンエナジーではない!

メガソーラーができると、どうなるのか。自然破壊の証拠がこちらの報道画像で、はっきり検証できます。リンクを貼りますので、ご参照ください。

  1. 太陽光パネルの前工程には、多大な熱と電力が必要。ウイグル地区、200以上の火力発電所で、二酸化炭素を撒き散らしながら、Health and Safetyを完全無視し、ウイグル人奴隷労働を使っての作業(23:15以降)
  2. 自然破壊の現状。100ヘクタールに及ぶ広大な森林伐採の結果、山が保水力を喪失、沢水や山の地下水が枯れ、透明な清らかな川の流れが、どす黒い緑色に変色、白泡が発生。澄んだきれいな清水がすでに汚染され水質汚染が顕在化(18:25)しています。米作など農作物汚染に加え、酒造元の大切な原料である「きれいな水」確保も危機に晒され、地元住民の生活・日本国民の生活が脅かされている(画像と現場レポートは10:30以降、14:15以降が問題点。自然破壊29分以降)。
  3. 一旦、切り倒した森林を元に戻すには100年という期間が必要。日本太古より引き継がれた日本の美しい自然、その自然循環を崩すメガソーラー。何という事でしょう
  4. その上、防衛上の重要地域(32分以降)でもあり、問題はかなり根深い様です。

写真出典:デイリーWiLL「岩国メガソーラー」の真実からお借りしました

 

こちらの報道画像、メガソーラー発電施設により、自然環境にどれ程、大きな悪影響が出るのか。はっきりとした証拠を提示しています。メガソーラー発電施設に関しては、以下の明白な理由から『化石賞』が適切です。

    1. 電力安定供給が不可能で
    2. 既に、自然循環を崩し、自然環境を破壊している
    3. 住環境をも破壊し
    4. 水質汚染により日本国民の生活を脅かしている。
    5. しかも、材料は、CO2を撒き散らしながら作られている環境汚染製品。従って

日本国内のメガソーラー発電は環境破壊・環境汚染の元凶です!

電力の安定供給が不可能、しかも、危険なメガソーラー発電

写真出典:Twitter より、お借りしました。2023-02-20

山口県以外の状況を知るためTwitterで検索、メガソーラー被害の規模の大きさに驚きました。

  • 大量のCO2を吸収している森林や沼地を大規模に破壊するのは自殺行為。
  • 簡単に壊れる太陽光パネル、各地で人災を引き起こしています。
  • 雪の多い北海道になぜ、大規模な太陽光発電所があるのでしょう?

釧路湿原の状況はこちらのレポートが、非常に理解しやすく、危機的状況がよく、理解できました。リンクを貼ります。

写真出典:デイリーWiLL【衝撃スクープ映像】釧路湿原・国立公園内に大規模メガソーラーよりお借りしました。

  1. 左写真は、国立公園内に敷き詰められた太陽光パネル。国立公園法を無視し、大切な世界遺産を無視した乱開発の極みに見えます。自然保護を目指す現代に逆行した動きです。
  2. 氷河期遺存種である貴重なキタサンショウウオが生息する釧路湿原。ソーラーパネルの中にはカドミウムやセレンなど猛毒物質が含まれているため、汚染による土壌汚染を引き起こし、住民の方々の健康への悪影響、キタサンショウウオ絶滅の危機を招き、生態系への悪影響が非常に懸念されます。(24:30-)
  3. 右写真は道路反対側のメガソーラー。すっかり雪に覆われ発電量はほぼゼロ。これ、一体、何のための施設ですか?
  4. 一部地域では暴風により、パネルの8割が飛び散り、住宅や自動車に突き刺さるなど大きな被害を受けました。幸運なことにその暴風を機に事業撤退させた地域もあるそうです。(21:00-)

北海道東部の釧路湿原国立公園(釧路市、釧路町、鶴居村、標茶町)の南側周縁部の原野で、大規模な太陽光発電計画が水面下で進んでいる。予定地の大半は、氷河期の遺存種である両生類・キタサンショウウオが生息する湿原だ。国内でほぼ釧路湿原に生息が限られる種だが、2年前に改訂された環境省のレッドリストで絶滅危惧ⅠB(EN)にランクが2段階引き上げられた。絶滅の危険度が一気に2ランクも上がった背景に太陽光発電の建設ラッシュがある。 引用元:毎日新聞

 

日本の技術力を活用、低価格の安定電力を確保しよう!

正解がわからない時、政府自らが再エネ注力を決定・行動してきたのですが、災害時や降雪時に稼働しない発電施設など、全く意味がありません。自然破壊を含め、非常に多くの問題が継続的に表面化してきている現在、再エネを闇雲に継続する事は、国益を損ねる愚の骨頂です!

日本経済を活性化させ、従業員の給与レベルを引き上げ、国民の生活を守るためには、日本に既に存在する素晴らしい技術を活用し、家庭への安定供給に加え、特に、日本経済を支える製造業向けに低価格で安定電力を確保する。この正しい方向に、速やかに転換する知恵と勇気が求められます

日本産業界には世界に誇る脱炭素環境技術、発電技術が存在しています。我が国においては、メガソーラーや風力発電は、不要ではないでしょうか。

国民を思い、国民のために働き、そして、ともに幸せになる。真の見識者・専門家の智慧を活かし、知識を積み、信念を持ち決断。誤りあれば即、訂正する行動力。産業界に見る優れたリーダー達をお手本に、日本国を導いていただきたいものです。

国産住宅用太陽光パネル増産が必須課題!

家族の健康を守るZEHやLCCM仕様の高性能健康エコハウス。建築コストが若干、嵩みますが、月々の光熱費を抑え、快適な住環境を手に入れる事ができる魅力ある住宅です。

住宅部門からのCO2排出量削減は2050年カーボンニュートラルの実現、脱炭素社会実現に向け、日本国の重要なテーマのひとつとなり、住宅のZEH化・住宅の生涯に関わるCO2排出量をマイナスとするLCCM住宅導入を重要課題とし、多額の補助金を支出しています。

しかし、残念なことに、中国製太陽光パネルを使用するとCO2削減にはなりません!

太陽光パネルの前工程には多大な熱と電力を要し、中国製品は、200以上のウイグル地区における火力発電所で、二酸化炭素を撒き散らしながらの製造だからです。二酸化炭素を撒き散らしている環境破壊製品であるため、中国製太陽光パネルを使用するとCO2削減のポイントにはならないのです

日本経済の活性化を図るためも、太陽光パネルの国内増産が必須課題。施主にとっては、高断熱性能・省エネ性能を備えた快適な健康住宅、災害時に自立できる住宅を、高品質、しかも、耐久性の高い国産太陽光パネルを使用する事で大切な資源を長期間活用する事ができるのです。価格高騰を防ぐため、国内生産増強に取り組んでいただけたら、住宅のZEH化・LCCM化の誠の意味が深まります。

【速報】2023年度(令和5年度)LCCM、ゼッチ補助金速報 ZEH・ZEH+ 
家族の健康を守るZEHやLCCM仕様の高性能健康エコハウス。建築コストが若干、嵩みますが、月々の光熱費を抑える事ができます。新築補助金を上手く活用し、『冬暖かく、夏涼しい』快適な住環境を是非、実現して下さい。 【2023年度】ZEH・ZE...

日本産業界の素晴らしい技術

原子力発電

原子力発電は、運転時、CO2を排出しません。地球温暖化対策に貢献する発電方式であり、すぐれた安定供給性と効率性に加え、運転コストの低さや燃料価格変動の影響を受けにくいといった素晴らしい特性があります。東京電力福島原子力発電所の災害事故の反省を踏まえ、安全性を強化し、世界一を誇る日本の安全技術を、是非、活かしていただきたいものです。

Small modular reactors(SMR・小型原子炉)の開発も進み実用化が近く、次世代原発開発に向け日米共同開発が進んでいます。これは、原子炉を小さくすることにより、常温の自然冷却を可能にする安全でリスクの少ない技術と言われており、非常に期待されます

参考:経済産業省 資源エネルギー庁ホームページ

火力発電

経済産業省 エネルギー庁ホームページからの抜粋です。日本産業界には世界に誇る脱炭素環境技術が存在しています。電力の安定供給が不可能な太陽光・風力発電は不要ではないでしょうか。

エネルギー事情は国によってさまざまであることから、日本は、現在あるいは中長期的なエネルギー安定供給をじゅうぶんに確保しつつ気候変動にも対応する、バランスのとれたエネルギーの移行(トランジション)を進める必要があると考え、世界に提言しています。火力発電のゼロ・エミッション化は、そうした移行を進めるにあたって重要となる要素です。

  • 火力発電所で発生するCO2を分離、回収して地中深くに貯留・圧入することでCO2を削減する方法CCS :Carbon dioxide Capture and Storage
  • 火力発電所で分離・回収したCO2を、工業製品やプラスチックなどの原料として利用する方法がCCUS:Carbon dioxide Capture, Utilisation and Storage。将来的にこの回収したCO2と再生可能エネルギー由来の水素とを反応させ、燃料となるメタンを低コストで生成できるようになれば、CO2自体をエネルギーとして活用することも可能に。
  • 水素エネルギー:天然ガス火力発電に混ぜたり(混焼)、水素だけを燃料とする火力発電(専焼)を開発することで、発電時にCO2を排出せず、また調整力などの機能もそなえることができます。「CCS」「CCUS」技術と組み合わせれば、実質的にCO2排出ゼロの火力プラントが実現可能。
  • 燃料アンモニア:石炭火力発電への利用が見込まれています。アンモニア専焼(アンモニア火力発電)が実現すれば、火力発電設備からの大幅なCO2排出量削減が見込まれます。       引用元:経済産業省 エネルギー庁ホームページから抜粋

 

自動車業界ですすむ脱炭素化

技術は、既に、あります。コストが合わないだけです。

トヨタのミライが良い例です。走り心地の良さ、走行性、ユーザーから高評価を受けているミライですが、水素ステーションの整備が進まず、燃料電池自動車(FCV)の売れ行きが伸びていないのは、水素ステーションの数があまりに少ないため。

ガソリン給油所の立ち上げコスト1億円に対し、水素ステーションは5億円。機材・パイピングなど特殊機器や安全装置の設置コストが嵩むから、水素ステーションの数が増えない。水素ステーションがないからFCVを買わない。この現実が、消費者の購入を妨げている様です。

電気自動車(EV)と水素自動車(FCV)

電気自動車(EV)が外部から電気を充電して走行するのに対し、FCVは内部で水素と酸素を反応させ、電気を生み出して走ります。航続距離は東京から大阪へ到達できる600キロ以上。日産「リーフ」などEVの300キロ前後よりはるかに長く、水素の充填に必要な時間もガソリン車並みの約3分。性能の高さにも世間の注目が集まりました。   出典:エネチェンジ

燃料電池は、水素と酸素を反応させて電気を取り出す。燃料電池とは水素と酸素のもつ化学エネルギーを電気エネルギーに変換する発電設備。発電時に生成されるのは水だけで、二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)、粒子状物質(PM)などの地球温暖化ガスや大気汚染物質をほとんど排出しません。 岩谷産業ホームページから抜粋

電気自動車(EV)の問題点

CO2削除といえばEV。世界各国でEV化を推奨していますが、これは、欧米の自動車産業界の技術はEVしかないため、政治的判断から進めたもので、実は、EVには大きな問題がありそうです。

  1. 2040年に世界の電力消費の8%をEV充電が占めるという試算がでています。電力不足で原子力発電所(廃棄物問題)や、火力発電所(CO2排出)が増設されたのでは本末転倒。
  2. 電気自動車はリチウム資源開発と精錬のために、大量の水を無駄にし、環境を汚染。さらに、膨大なエネルギーを消費します。
  3. EV車の充電時間が長すぎ(200Vコンセント充電、国内メーカーにより1時間半〜7時間)、航続距離は300キロ前後と水素自動車の半分に過ぎません。
  4. 電気供給が不十分な国では車が使えない事になります・・・

 

水素自動車:燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle)の利点

問題点は上述の様に、初期投資コスト負担から水素ステーションの不足ですが、CO2など、地球温暖化ガスや大気汚染物質をほとんど排出しません!

  1. 燃料電池は、車内で水素と酸素を反応させて電気を取り出すため、車両内部で電気を生み出し走行。大気汚染物質をほとんど排出しない
  2. 水素は冷却して液体化する技術により、運搬・保管が容易
  3. 航続距離は600キロ以上(EVは300キロ前後)、水素の充填時間はガソリン車並みの約3分。

水素が電気を創るCO2ゼロの社会に

性能の高い水素社会が実現すれば、地下水素パイプラインを敷設することで、家庭の電力として使用することも可能になりそうです。

今、地球に必要な大気汚染物質をほとんど排出しないエネルギー。国内企業が既に、確立している水素技術を広げ、日本国内はもとより、世界にアピールするためには、コストの壁を乗り越える知恵と戦略が必要です。

目先の利益を追う経営や、利権や金に執着する政治は、恥ずべき過去の遺物にすべきです

各国リーダーは、環境汚染問題と地球温暖化問題に最速で真摯に取組むべき今、水素ステーションは国の公共投資で賄い、水素ステーションの管理技術は産業界が主導する。社会インフラを変革する覚悟で、大胆な施策と実行が不可欠ではないでしょうか。

自分以外の誰かを思い、その人のために働き、そして、ともに幸せになる。というトヨタフィロソフィーに基づき、トヨタ自動車の環境問題取り組みが最初に結実したのは、1997年Prius投入時に遡ります。『利他の心で生きることが自らの幸せにつながる』という仏教哲学に通じるトヨタフィロソフィー。かつて、日本人の多くが持っていたものでしょう。思い出して、大いに学びたいものです。

豊田社長が従業員に伝えた2022年のメッセージ

正解がわからないときこそ、トップ自らが意思決定をして、行動しなければならない。しかし、むやみに動けばいいというものではありません。そこには、守るべき3つの柱があります。

まずは、トヨタの「思想」です。トヨタは何のために存在するのか? クルマをたくさん売るためではありません。会社の利益のためでもありません。トヨタは「みんなの幸せ」のために存在するのです。

自分以外の誰かを思い、その人のために働き、そして、ともに幸せになる。この継承すべき「思想」をまとめたものが「トヨタフィロソフィー」です

そして、「思想」を具現化するための「技」。これが「TPS(トヨタ生産方式)」です。最後に、この2つを身につけるための「所作」。これが「トヨタウェイ」です

トヨタで働く皆さんには、常に、この3本柱を頭に置きながら、仕事をしてほしいと思っております。なぜなら、これらはすべて、「仕事」を通じて、「現場」で身につけるべきものだからです。       引用元:トヨタイムス  カラー文字とマーカーは夢我が家加筆

トヨタ自動車:日本自動車産業 世界に先行するCO2削減モデル

国際エネルギー機関(International Energy Agency)作成の下図をご覧ください。2001年を基準年に自動車CO2排出量増減を国際比較したものですが、日本の実績をみると、2019年度時点で2001年比、▲23%のCO2削減を達成、世界に先行するCO2削減のモデル・ケースとなっています。恐らく、ハイブリッド車の効果が大きいのではないでしょうか。

日本国政府や環境庁が、この素晴らしい日本自動車業界の実績を認識せず、環境問題国際会議で、表明していない事が非常に残念です。「トヨタはEV化が遅れ環境問題を重視していない」などと、これまで、馬鹿げた報道も散見されてきましたが、トヨタほど、世界各国の事情に添った様々な脱炭素化策構築に真摯に向かい合い、今、すぐにできるCO2削減策を、同業他者とも協働で推進している企業は、他に例をみないと思量致します。

引用元:トヨタイムス

リーダーの知識・信念・決断と行動力

豊田社長

今、私たちは多様化した世界で、正解のわからない時代を生きています。こうした時代を生き抜くために、大切なことは何か。とにかく、何かを決めて、動いてみることだと思います。

例えば、カーボンニュートラル。昨年のはじめの頃は、目標だけは掲げられているけれど、具体的に何をすれば良いのか、誰も、何もわからない状況だったと思います。

まずは、「正しく理解することから始めよう」。そして、「ゴールはカーボンニュートラル」。「山の登り方は一つではない」。「敵は、内燃機関ではなく、炭素」。「最初から、お客様の選択肢をせばめないでほしい

そう言い続けながら、まずは、「自分たちでできることをやってみよう」と水素エンジンで、スーパー耐久に参戦いたしました。 引用元:トヨタイムス  カラー文字とマーカーは夢我が家加筆

 

個人レベルで何ができる?

次は、個人レベルでできることを考えてみましょう。

私欲に塗れた政治家は決して選ばない!

安倍晋三元総理大臣暗殺後の自民党が、党内で巣食っていたリベラル化が顕在化し、米民主党の言いなり、私欲集団である事が、ここまで明確になりました。

電力安定供給が不可能な環境汚染商品であることを承知の上、私欲に囚われた政治関係者がその利権によりメガソーラー化を進めた。地球環境汚染・破壊政策であることが判明しています

日本国の現状を的確に把握し、世界情勢を分析する能力を有し、日本国の繁栄と平和を守る智慧を持つ。日本の国益のために尽力する政治家を見出し、支援する必要があります。

戸建住宅は家庭レベルでの脱炭素化も可能:Home energy efficiency

消費者として、CO2を撒き散らしながら作られる中国製太陽光パネルは拒否高性能で耐久性が高く、環境にやさしい国産の太陽光パネルを選ぶことが、地球環境保全につながります。

脱炭素社会:ハウスメーカーが創るスマートハウス新築注文住宅
ここ数年の大規模停電:災害時の電力供給に注目 日本は地震や台風など災害の多い国です。加えて、地球温暖化により頻繁化する豪雨被害、千葉県を中心に最大93万戸が停電し、全面復旧まで2週間以上を要した2019年の台風15号による被害は記憶に新し...

農家直売所を活用する

  • 輸入品は運搬時にCO2を排出しています。地場の野菜・果物・食品・製品にシフト。
  • 地域農家が作る野菜や果物の農家直売所、酪農業の方々が営む牛乳直売所を積極的に利用し、国民の食を支えてくださる皆様を積極的にサポートしたいものです
  • 食べられるだけの食料を購入。
  • 食べ物を捨てない。無駄にしない。

庭を楽しむ

  • 庭にある木は剪定をして楽しみ、できるだけ、切り倒さない。
  • 家庭菜園を始めてみる:種や苗を植え、野菜が育つ姿や、果物が実を結ぶそのプロセスを目の当たりにすると、植物の命の力を感じることができ、食べ物を大切にする心が育ちます。ベランダでプランター菜園を作ることもできます!

Plastic ゴミをできるだけ減らす

キッチンからバスルームに至るまで、ありとあらゆる所にプラスチック容器が使われています。少しでも、家庭からプラスチックを排除するよう知恵を絞ってみませんか?

  • 八百屋さんで買うときの様にパッケージに入っていない、個別包装されていない食品を選ぶ
  • 瓶入り食品や製品を選び、当然リサイクル
  • 買い物は手持ちの布製の袋を使用
  • スーパーなどのお店ではマイ容器を持ち込んで量り売りで購入
  • 電気製品などの購入に際しては、品質の良い商品を買い、長期間使うように心がける

2050年カーボンニュートラルどうやって実現する?

政府は2050年までに「カーボンニュートラル」を達成するという目標をかかげていますが、メガソーラーなど馬鹿げた政策を継続し、森林破壊により自然循環を破壊、CO2削減の真逆を実行している体たらくです。

まずは国益を考える政治家が必要です。国民を思い、国民のために働き、そして、ともに幸せになる。真の見識者・専門家の智慧を活かし、知識を積み、信念を持ち決断。誤りあれば即、訂正する行動力。産業界に見る優れたリーダー達をお手本に、日本国を導いていただきたいものです。

恐らくベスト・ソリューションは、政府は口出しせず、優秀な産業界に任せ、技術開発補助金などによりサポートすることかもしれません。

まとめ

地球環境も、動植物も、今、私達一人一人の意識変革と、早急な行動変容を求め悲鳴を上げています。自分さえ良ければ・・というこれまでの視点では、何にも変わりません。一人一人が、自分には何ができるのだろうか。と考え、できることから、一つづつ地球環境を守る行動を起こす。ここから、変わって来ます。

そして、日本国が直面する問題解決ですが・・

国民が力を合わせ、私欲に塗れた政治家達を排除日本の国益のために尽力する政治家を見出し、支援してゆく事からはじまります。

 

【参考】地球環境破壊はここまで進んでいる

世界各国政府は2050年カーボンニュートラル達成を表明していますが、残念な事にその基礎となる現モデルはフィードバックループ(nature’s own feedback loops :温暖化が更なる気温上昇を引き起こす)という事実を織り込んでいないそうです。

Tipping Pointを超え、取り戻しがつかない状況になる前に、一段と早急な世界各国の環境政策の確立と施行、企業・各方面での技術開発が急がれ、個人レベルでも、CO2排出量の削減、プラスチックをはじめとしたゴミの大幅削減を今、直ちに、推進する必要があります。

世界をリードする科学者が地球温暖化を解説する動画をアップしました。日本語のサブタイトルもあり、環境問題の現状が良く理解できます。参考になれば幸いです。

 

地球の温度上昇2度がtipping point。科学者の説明によると、このポイントを超えると破壊された地球環境を元に戻す事ができないといわれています。

ロックダウンによる人類の活動停止により、自然環境が生き生きと元気を取り戻した現実を、人類は、決して忘れてはいけません。

森林破壊:Deforestationによる温暖化ループ

Forests are our way out to lower carbon dioxide into the atmosphere.

森林破壊は、人類が排出するCO2の4分の1を吸収し、大気中から除去する樹木の大切な働きを失い、地球温暖化をどんどん進めるだけでなく、森林に生息していた動植物の生態分布バランスを、トコトン壊しさり、人類が、異常なスピードで、多くの動植物の絶滅を招いているのです

何よりも、年月の経った大木は多くのCO2を吸収しています。大木の保護は地球環境を守り、温度を下げるために不可欠です。

 

北極・南極の解氷:albedo effect大幅減による温暖化ループ

北極圏と南極圏を覆う、真っ白な雪と氷が光を反射するアルベド効果は、地球の最も重要な冷却メカニズムの1つです。地球温暖化で氷と雪が溶け、海面が露出することで、反射率が劇的に低下。更なる温暖化ループを引き起こしています。北極海の氷の量は過去40年間で何と、75%も減少しており、科学者は数十年後には、夏の間、北極海から氷が完全になくなると予測しています。

永久凍土の融解による温暖化ループ

永久凍土の融解は、水面上昇による沈下や気候変動のみではなく、永久凍土の中に眠っていた二酸化炭素とメタンが大気中に放出される危険を多くの科学者が懸念を表明している様に、気候変動の悪循環のなかでも最も恐ろしい現象です。

解氷が続く北極圏ですが、CO2やメタンガスが更に地球環境を破壊する現実に目を向けず、解氷後の自然資源の所有権争いを始める各国のリーダー達。政治には頼れない。人類のエゴの醜さと、地球に住まいする大切な仲間を絶滅に追いやっている事実に、恐怖を禁じ得ません。

暖かい大気が引き起こす温暖化ループ

暖かい大気は多くの水蒸気を吸収し、多くの熱を閉じ込めるため、温暖化フィードバックループで更なる地球の温暖化を招いています。地球温暖化で地球の気象パターンは、既に劇変しています。

 

グリーンハウスガス排出による気温上昇がTipping pointを超えると・・

The world that was once heaven can become hell.

BBC放映のコンサートGustav HolstのThe Planets。物理学者Brian Cox博士が、衛星から届く惑星の最新画像を使いながら、各惑星について説明された番組がありました。

Cox博士、ご説明の概要は「金星は惑星のサイズや太陽からの距離を考えると地球に似た星。金星にはかつて、水があり、生物が生存できる世界だったかもしれない。しかし、火山活動により二酸化炭素や二酸化硫黄が大気に流れ込み、グリーンハウスガスの影響で、金星の温度は上昇。生態可能な世界は破壊されました。惑星は永遠ではない」ということです。

かつて天国だった世界は地獄になり得るのです。

Venus is a planet very much Earth like in many ways. It’s not too much closer to the sun. It’s about the same size as Earth. However, science found Venus is a scorched world. It measured temperatures of 465 degrees celsius on the surface, the atmospheric pressure is 90 times that of the Earth. If we stand on Venus, we’d be toasted and then squashed. And we’d be dissolved, because the clouds of Venus rain down sulphuric acid. Venus is the closest world to hell you can imagine.

Venus would have had water, may have been a habitable world, may have been that paradise. But something went wrong in Venus. Those volcanoes pumped carbon dioxide, sulphur dioxide, greenhouse gasses into the atmosphere. A runaway green gas effect heated the planet up and destroyed it, certainly as a habitable world. The lesson of Venus is that planets are not eternal.

The world that was once heaven can become hell. Venus, Bringer of Peace became a requiem for a failed planet.  Source:BBC Programme page

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