停電時に、夜間でも電気を使う生活を可能にしてくれる蓄電装置を搭載、一段のエネルギー削減を可能にする高性能住宅への移行を目指し、2025年に新たな省エネ区分として、ZEH水準を大きく上回るグリーントランスフォーメーション(GX志向型住宅)を導入、今年度は「GX志向型住宅」戸数、2025年度実績比倍増を目指します。
省エネ住宅基準が段階的移行
2025年4月には、新築住宅の省エネ基準適合が義務化されます。次いで、2030年までにZEH水準基準(最低ライン)が引上げとなりますので、ご注意ください。

出典:国交省ホームページ
【2026年】みらいエコ住宅2026事業
前年度の子育てグリーン住宅支援事業(国土交通省・環境省)の後続事業です。
GX志向型住宅(新築で断熱等性能等級6などの確保を要件)につき、一戸当たり補助額を前年度から3割削減、予算総額を5割アップ。支援可能な「GX志向型住宅」の戸数を2025年度実績比倍増を目指します。
国土交通省と環境省は
- 2025年からZEH基準の水準を大幅に上回る高性能省エネ住宅(GX志向型住宅)区分を導入
- 子育て世帯・若者夫婦世帯による省エネ高性能住宅(長期優良住宅、ZEH水準住宅)の新築(注文住宅・分譲住宅・賃貸住宅)と共に支援します。
- GX志向型住宅の新築およびリフォームは、すべての世帯が補助対象。
みらいエコ住宅2026事業スケジュール
| 対象となる事業 | 注文住宅新築、新築分譲住宅購入、リフォーム |
| 対象工事の着手期間 | 2025年11月28日以降に基礎工事に着手したもの |
| 交付申請期間 | 申請開始~遅くとも2026年12月31日まで(予算上限に達した場合は当該時点まで)※ZEH水準住宅に限り注文住宅新築:申請開始~遅くとも2026年9月30日まで(予算上限に達した場合は当該時点まで)。※締切は予算上限に応じて公表。 |
| 交付申請の予約期間 | 申請開始~遅くとも2026年11月16日まで(予算上限に達した場合は当該時点まで)※注文住宅の新築(ZEH水準住宅に限る)の予約期間は、後日公表。※締切は予算上限に応じて公表。 |
令和8年度 新築戸建て1戸あたり補助金額
全ての世帯
GX指向型住宅[注1]: 補助金額 110万円/戸 (1- 4地域[注2]:125万円/戸)
子育て世帯・若者夫婦
| 住宅の種類 | 補助金額 | [注2]1- 4地域 |
| GX指向型住宅[注1] | 110万円/戸 | 125万円/戸 |
| 長期優良住宅[注4] | 75万円/戸 | 80万円/戸 |
| 長期優良住宅(古家の除去を行う場合)[注3] | 95万円/戸 | 100万円/戸 |
| ZEH水準住宅 | 35万円/戸 | 40万円/戸 |
| ZEH水準住宅(古家の除去を行う場合)[注3] | 55万円/戸 | 60万円/戸 |
[注1]:GXへの協力表明を行った事業者が建築する住宅(温室効果ガス排出削減のための取組実施、省エネ性能を満たす住宅供給割合の増加など)に限定。「GX志向型住宅」の「戸建住宅」について、各登録事業者による当該住宅の交付申請件数の上限は300戸/月。また、断熱等性能等級7を満たすなどの要件に該当する「戸建住宅」の交付申請件数の上限は、事業者ごとの上限とは別に300戸/月。「交付申請の受付を開始する月」については、別途、上限を設定する予定。
[注2]:建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律(平成27年法律第53号)に基づく「地域の区分」による
[注3]住宅の新築にあわせ、建替前に居住していた住宅など建築主(その親族を含む)が所有する住宅を除却する場合
[注4]:長期優良住宅とは、長期間、良好な状態で使用するための措置が講じられている住宅で、数世代にわたり構造躯体を使用できる住宅の事。定義・詳細・認定実績など詳細は、国土交通省ホームページをご参照ください。
子育て世帯・若者夫婦の定義等、詳細はこちらをご参照ください。

参考資料:住宅省エネキャンペーンにおける3省連携(新築・リフォーム)
グリーントランスフォーメーション(GX志向型住宅)とは
2025年より導入。以下1及び2に適合する住宅(断熱等級5の長期優良住宅やZEH水準住宅を上回る性能)
- 断熱等性能等級 『6以上』(UA値下表ご参照。東京は0.46W/m2、北海道は0.28W/m2K)、及び、
- 一次エネルギー削減率100%以上(寒冷地等は75%以上):再エネを除く削減量は35%以上

引用元:国土交通省ホームページ
住宅等級6:詳細についてはこちらの記事をご参照下さい。

GX志向型住宅の要件
-
- ZEHを上回る断熱性・気密性を確保。再エネを除く削減量は35%以上。
- 再エネの活用義務により、太陽光パネルや蓄電池の設置が必要。再生可能エネルギーの自家消費設備を導入した住宅との定義付けも想定され、HEMS[注1]および蓄電池の設置も併せて要件化。GX登録事業者[注2]による建築・施工が必要となります。
- 日本国産太陽光パネルをご利用下さい。大量のCO2発生を伴い製造される中国製太陽光パネル搭載住宅は環境汚染に繋がりますので、ご注意ください。

[注1]:HEMS(ヘムス)は、Home Energy Management Systemの略。太陽光発電システムや蓄電池とともに、スマートハウスの中核技術。住宅内の家電やエネルギー機器をネットワーク化により可視化する事で、エネルギー使用を管理・最適化するもので、国は2030年までに全世帯にHEMSを普及させる目標を打ち出しています。HEMSを導入した住宅をネットでつなぎ、各家庭での太陽光発電による余剰電力を足りないところに回すなど、地域ごとに電力供給の安定化を図る事で、さらなる省エネも可能となります。
[注2]:GX登録事業者はこちらから検索・確認できます。

GX志向型住宅の特徴
- ZEHを上回る断熱・機密性能:夏涼しく冬暖かい。部屋ごとの気温差の少ない健康住宅。
- 光熱費負担削減:省エネ設備に加え、太陽光発電・蓄電システム装備。災害に強い住宅。
- BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)評価書取得による資産価値向上と維持。
BELS詳細については、こちらをご参照ください。

GX ZEH水準とは?
GX ZEH水準とは、GX志向型住宅の住宅性能水準を、現行のZEHと融合させた基準。現行ZEH水準は、2027年以降、GX ZEH水準への引き上げが決まっており、2030年適合義務化となるため、事実上全国で太陽光パネル設置もほぼ義務化。新築に際しては、この水準を最低ラインに注文住宅を設計・施工する必要がありそうです。
GX ZEH水準住宅の定義
- 断熱等性能等級「5以上」、かつ
- 再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量の削減率「20%以上」に適合する住宅。
長期優良住宅の定義
- 長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられている住宅で
- 地方公共団体の認定を受けた住宅。
ZEH補助金・LCCM補助金の詳細についてはこちらの記事をご参照ください。

参考: GX志向型住宅とLCCM
参考: 令和6年度 LCCM補助金額
太陽光発電システムによる創エネを更に充実させ、地元の木材を積極的に活用。居住、修繕・更新・解体の各段階を通じた「住宅の生涯」に関わるCO2排出量をマイナスとする住宅がLCCM支援事業でしたが、GX志向型住宅とは、実質、LCCMの後続名称の様です。
♠ 戸建住宅: 140万円/戸(補助極度額)
♠ 共同住宅: 75万円/戸(補助極度額)
♠ 掛かり増し費用の1/2以内
LCCM住宅、LCCM補助金の詳細については、こちらの記事をご参照ください。

東京ゼロエミ住宅導入促進事業
補助金額など詳細はこちらをご参照ください。

まとめ
高断熱・高気密性を備えた健康エコハウス。以下の様に多くの魅力を持つ住宅です。
- 大型台風や地震に伴う長期停電など、近年、地震・台風の被害が拡大する中、高耐震性、省エネ・創エネ・蓄エネ機能を備え、自宅の電気を自給できるばかりか、長期停電時にも、昼夜を問わず電気が使え、長期停電に耐えられるレジリエンスを強化した住宅
- 部屋ごとの気温差がなく、冬暖かく、夏は涼しい家族の健康を健康を守る快適な住環境
- HEMSに守られた安全・安心な暮らし
- 補助金により、初期投資の補助を受ける事ができる
- 月々の光熱費を抑える事ができる
- 【注意点】CO2削減には国産の太陽光パネルを選択してください。性能・耐久性・安全性からも、国産が断然、優れています。
- 【注意点】太陽光パネル設置に伴うリスクも勘案する必要があります。平井宏治先生の動画 3:50以降をご参照ください。
GX志向型住宅(断熱性能6)・GX ZEH水準住宅(断熱性能5)支援補助制度により、高性能住宅に対する需要は一段と伸びるものと見込まれます。ZEHビルダー、GX登録事業者から資料をまとめて請求できるこちらのサービスが便利です。
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