LCCMの第2回募集が、本日、令和4年9月15日(木)より始まります!
国土交通省による「令和4年度LCCM住宅整備推進事業」の第2回募集が開始となりました。募集期間は令和4年9月15日(木)~令和4年10月31日(月)。予算に達した場合、受付終了となる事がありますのでご留意ください。
地球温暖化対策の一環として、住宅部門からのCO2排出量を削減し、創エネ・省エネを目指す住宅のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)化事業は、2050年カーボンニュートラル実現、脱炭素社会の実現に向けた重要なテーマのひとつに位置付けられ、ZEH普及政策は令和3年度から、2030年目標実現に向けた新たなフェーズに入っています。

【2022年度】ZEH・ZEH+・次世代ZEH+・LCCM補助金
自然環境を守る省CO2・省エネ機能を備え、冬暖かく夏涼しい、部屋ごとの温度差のない快適な住環境を備えた健康住宅に住みたい。安心して住まえる耐震性の高い家に住みたい。これは、家づくりを考えている方々に共通したお望みだと思います。
加えて、自然災害が相次ぐ昨今、停電時に、夜間でも電気を使う生活を可能にしてくれる蓄電装置を搭載したZEHへの関心が高まっています。
戸建住宅ZEH(ゼッチ)化等支援事業:環境庁
ZEH ゼッチ支援事業 補助金55万円/戸

画像引用元:SII ホームページ
ZEH:公布要件の主要ポイント
①ZEHロードマップにおける『ZEH(ゼッチ)』の定義を満たしていること
②SIIに登録されているZEHビルダー/プランナーが関与(設計、建築、改修又は販売)する住宅であること
公募方式:先着方式
公募期間
- 一次公募期間:2022年5月13日(金)10:00 ~ 2022年6月17日(金) 17:00締切
- 二次公募期間:2022年7月4日(月)10:00 ~ 2022年8月19日(金) 17:00締切
- 三次公募期間:2022年8月29日(月)10:00 ~ 2022年10月7日(金) 17:00締切
- 四次公募期間:2022年11月21日(金)10:00 ~ 2023年1月6日(金) 17:00締切
追加補助額
直交集成板(CLT) | 90万円/戸 |
地中熱ヒートポンプ・システム | 90万円/戸 |
PVTシステム | 【液体式】65万円/戸又は、80万円/戸 【空気式】90万円/戸 |
液体集熱式太陽熱利用システム | 12万円/戸もしくは、15万円/戸 |
蓄電システム(定置型) | 2万円/kWh、補助対象経費の1/3又は20万円のいずれか低い額を加算 |
ZEH+ ゼッチプラス 補助金 100万円/戸

画像引用元:SII ホームページ
ZEH+主要ポイント
ZEHロードマップにおける『ZEH』の定義を満たしていること、且つ、以下ⅠとⅡを満たすこと。
- ZEHより更なる省エネルギーの実現:省エネ基準から25%以上の一次エネルギー消費量削減
- 以下2つ以上を導入
-
- 外皮性能の更なる強化
- 高度エネルギーマネジメント
- 電気自動車(PHV車含む)を活用した自家消費拡大措置のための充電設備又は充放電設備
公募方式:先着方式
公募期間
- 一次公募期間:2022年5月13日(金)10:00 ~ 2022年6月17日(金) 17:00締切
- 二次公募期間:2022年7月4日(月)10:00 ~ 2022年8月19日(金) 17:00締切
- 三次公募期間:2022年8月29日(月)10:00 ~ 2022年10月7日(金) 17:00締切
- 四次公募期間:2022年11月21日(金)10:00 ~ 2023年1月6日(金) 17:00締切
追加補助額
直交集成板(CLT) | 90万円/戸 |
地中熱ヒートポンプ・システム | 90万円/戸 |
PVTシステム | 【液体式】65万円/戸又は、80万円/戸 【空気式】90万円/戸 |
液体集熱式太陽熱利用システム | 12万円/戸もしくは、15万円/戸 |
蓄電システム(定置型) | 2万円/kWh、補助対象経費の1/3又は20万円のいずれか低い額を加算 |
次世代ZEH+実証事業:経済産業省
次世代ZEH+実証事業 補助金100万円/戸

画像引用元:SII ホームページ
次世代ZEH+主要ポイント
ZEH+に係る要件を満たしていること且つ、以下のいずれか1つ以上を導入すること
- 蓄電システム
- 燃料電池
- V2H充電設備(充放電設備)
- 太陽熱利用温水システム
- 太陽光発電システム10kW以上
公募方式:先着方式
公募期間
- 一次公募期間:2022年5月20日(金) ~ 2022年8月12日(金) 17:00締切
- 二次公募期間:2022年8月29日(金) ~ 2022年11月18日(金) 17:00締切
補助額
燃料電池 | 2万円/台 |
V2H充電設備(充放電設備) | 補助対象経費の1/2又は75万円のいずれか低い金額を加算 |
太陽熱利用温水システム | 【液体式】17万円/戸 【空気式】60万円/戸 |
蓄電システム(定置型) | 2万円/kWh、補助対象経費の1/3又は20万円のいずれか低い額を加算 |
次世代HEMS実証事業 補助金112万円/戸

画像引用元:SII ホームページ
次世代HEMS主要ポイント
ZEH+に係る要件を満たしていること且つ、蓄電システムまたはV2H充電設備(充放電設備)のいずれかを導入する。 さらに
- 蓄電システム・燃料電池・V2H充電設備・太陽熱利用温水システム・燃料電池の設備導入も可とし
- 太陽光発電システムによる創エネ最大活用による自家消費量拡大を目指し、AI・IoT技術等による最適制御システムを備えている事。
公募方式:事前割当方式
提案応募の公募期間
2022年5月16日(月) ~ 2022年6月3日(金) 17:00締切
次世代HEMS実証事業の公募期間
2022年7月11日(月) ~ 2022年8月19日(金) 17:00締切
補助額
燃料電池 | 2万円/台 |
V2H充電設備(充放電設備) | 補助対象経費の1/2又は75万円のいずれか低い金額を加算 |
太陽熱利用温水システム | 【液体式】17万円/戸 【空気式】60万円/戸 |
蓄電システム(定置型) | 2万円/kWh、補助対象経費の1/3又は20万円のいずれか低い額を加算 |
2022年度 公募スケジュール

引用元:一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)ホームページ
【令和4年度】地域型住宅グリーン化事業:国土交通省
地域における木造住宅の整備を図り、環境負荷低減を図るため、ZEH経験の乏しい中小工務店等が地域材を用いて行う省エネ性能に優れた木造住宅新築に対する支援事業。
令和4年4月27日、最終補助金額が公表されました。
出典:国土交通省ホームページ 令和4年4月27日報道発表資料
地域型住宅グリーン化事業補助金額
4月27日最終公表金額 | 補助金額 | 施工実績4戸以上の事業者 |
ZEH・Nearly ZEH | 140万円/戸 | 125万円/戸 |
ZEH・Nearly ZEH+長期優良住宅 | 150万円/戸 | 135万円/戸 |
長期優良住宅 | 140万円/戸 | 125万円/戸 |
認定低炭素住宅 | 90万円/戸 | 75万円/戸 |
ZEH Oriented | 90万円/戸 | 75万円/戸 |
加算措置
複数加算措置に対応する場合 | 上限 40万円/戸 |
地域材等加算 地域の伝統的建設技術の継承 |
20万円/戸を限度に補助額を加算 |
三世代同居/若者・子育世帯加算 | 30万円/戸を限度に補助額を加算(下図参照) |
バリアフリー加算 | 30万円/戸を限度に補助額を加算 |

引用元:国土交通省 ホームページ
令和4年度地域型住宅グリーン化事業グループ募集募集期間
令和4年4月27日から令和4年6月6日まで
【令和4年度】LCCM住宅整備推進事業:国土交通省
戸建住宅・LCCM 住宅部門 補助金 | 補 助 率:補助対象費用の 1/2 補助限度額:上限140万円/戸 補助対象とするそれぞれ住宅において、設計内容に応じ、所定の方法で補助対象工事に関する掛かり増し費用を算出、補助金を申請する必要がある。各住宅における補助額は、算定した補助額と1戸あたりの補助限度額である140万円のいずれか低い額。 |
応募期間 | ①令和4年7月1日(金)~令和4年8月31日(水) ②令和4年9月15日(木)~令和4年10月31日(月) |
提案者 | LCCM住宅部門では、原則、事業者一社ごとに応募(1法人1提案) |
対象となる住宅要件 | ・常時居住する戸建専用住宅 ・採択された事業者が一般消費者に引き渡す戸建住宅で(採択された事業者が宅建事業者等へ引き渡す住宅は対象外) |
主な事業要件 | 以下①~③のすべての要件を満たす戸建住宅を新築する事業であること ① ライフサイクル CO2(LCCO2)の評価※1結果が0以下となるもの ② ZEH の要件※2を満たすもの ③ 住宅としての品質が確保※3されたもの |
出典:国土交通省PDF
※1 CASBEE-戸建(新築)2018 年版による LCCO2 の算定、または「LCCM 住宅部門の基本要件(LCCO2)適合判定ツール」による LCCO2 の算定。 LCCO2(ライフサイクルCO2):建築から解体まで建築物のライフサイクルで使う資材・エネルギーをCO2排出量に換算、加算したもの
※2 ZEH の要件は ZEH ロードマップフォローアップ委員会において定義された外皮性能、一次エネルギー消費性能を満足するもの(Nearly ZEH、ZEH Oriented は含まない)
※3 CASBEE の B+ランクまたは同等以上の性能を有するもの(ただし、長期優良住宅認定されたものはこの限りでは無い)。CASBEEについては、次章で説明しています。
※4 提案応募にあたっては、代表的な戸建住宅プラン(モデルプラン)にて LCCO2 の評価結果が 0 以下となること及び ZEH 要件を満たすこと等を提案。
LCCM住宅(ライフサイクルカーボンマイナス住宅)とは?
ZEHのその先にあるとされているのが、LCCM住宅。太陽光発電システムを更に充実させたり、地元の木材を積極的に活用するなどを通して「住宅の生涯」に関わるCO2をゼロ以下にします。

国土交通省 住宅局資料(平成31年3月)
LCCM住宅のマニュアル・様式など関係資料が一般社団法人 環境共生住宅推進協議会ホームページにて、公表されました。参考程度に目を通してみてはいかがでしょうか。
新しい名称やレイティングがでてきますので、簡単にまとめてみました。
LCCM住宅の応募要件 CASBEE B+って、どういう意味?
LCCM住宅の応募要件に『CASBEE B+ランク以上または、長期優良住宅認定』とありますが、CASBEE って、一体、何でしょう?また、キャスビーB+ というレイティングもあるし? 調べてみました。
CASBEE(キャスビー)とは
Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency。邦文名は建築環境総合性能評価システム。建築物を環境性能で評価し格付けする手法で、省エネ・環境負荷の少ない資機材を使用する等、環境への配慮・室内環境の快適性・景観への配慮等を含んだ総合的な建物の品質を評価するシステムです。
CASBEEは2001年4月に発足した国土交通省住宅局支援による産官学共同プロジェクト。建築物の総合的環境評価研究委員会を設立し、同委員会・及び・傘下小委員会が、研究開発と運営に当たっています。
CASBEEの目的:建築物の環境に対する様々な側面を客観的に評価。
-
- 建築物のライフサイクルを通じた評価。
- 建築物の環境品質(Q)と、建築物の環境負荷(L)の両側面から評価 。
- 環境効率の考え方を用いて、新たに開発された評価指標「BEE(建築物の環境性能効率、Built Environment Efficiency)」で評価。
評価結果は、5段階ランキングとして表示されます。
BEE(Build Environment Efficiency)とは
建築物の環境性能効率(BEE)=Q(建築物の環境品質)÷ L(建築物の環境負荷)
下表では、B- が一般の建物。A がサステナブルと評価される建物。
Q値が高く、L値が低い程、傾きが大きく、よりサステナブルな性向の建築物と評価。この手法を使う事で、建築物の環境評価結果をランキングすることが可能となる。グラフ上では建築物の評価結果をBEE 値が増加するにつれて、Cランク(劣っている)からB-ランク、B+ランク、Aランク、Sランク(大変優れている)としてランキングされる。
ライフサイクルCO2排出率によるランク(温暖化影響チャート)

出典:IBEC ホームページ
LCCM認定取得住宅の具体例:CASBEE

引用元:IBECホームページ(LCCM住宅認定取得住宅一覧)
CASBEE: Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency (建築環境総合性能評価システム)
- 2-1 : 戸建の環境効率(BEEランク&チャート) Sランク ★★★★★(大変優れている)
- 2-2 : ライフサイクルCO2(温暖化影響チャート)ランク ☆☆☆☆☆(緑 5つ星)
LCCM住宅関連情報
LCCM(Life Cycle Carbon Minus)住宅、認定基準等につき、新着情報が公開されました。 IBEC 建築省エネ機構ホームページをご参照ください。
LCCM住宅(Life Cycle Carbon Minus)とは
住宅の建設・運用・廃棄までの寿命において、できるだけCO2排出削減に取り組み、更に、太陽光発電などによる再生可能エネルギー創出により、1住宅の生涯でのCO2の収支をマイナスにする住宅のこと。今後の住宅政策の柱の一つとなるものと期待されています。
LCCM住宅認定を行う機関がIBEC
LCCM住宅認定を行うのは、⼀般財団法⼈建築環境・省エネルギー機構IBEC(Institute for Building Environment and Energy Conservation)。IBECでは、LCCM住宅の普及促進に寄与することを目的とし、建築環境総合性能評価システムCASBEEの評価・認証の枠組み等に基づき、LCCM住宅認定を行っています。
LCCM住宅認定の概要
- 対象建築物:新築の一戸建て専用住宅(新築とは竣工後3年以内のものとします)
- 申請者:建築主、設計者、施工者、販売者等
- 審査及び認定の基準:審査は、IBEC内に設置する認定委員会にて行います。
- 認定基準は下記①②のいずれかを満たすものとします。
①CASBEEの戸建評価認証制度に基づき認証された環境効率ランクがSまたはA、ライフサイクルCO2(温暖化影響チャート)ランクが、緑☆☆☆☆☆(5つ星)である住宅。CASBEEの戸建評価認証を受け、認証書が交付されていること。評価書作成者は、IBECに登録されているCASBEE戸建評価員であることが必要。
②国が行うサステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)LCCM住宅部門において、補助金の交付を受けた住宅。
通常、住宅を供給する業者が補助金申請を行い、事業者は受給した補助金相当額を建築主に還元。戸建注文住宅新築に際しては、事業者・建築主間で共同事業実施規約を締結。
大停電でも困らないスマートハウスとは?
太陽光発電が稼働しない日没後は、電気が使えないというこれまでのZEHが抱える課題を解決するのが、蓄電池搭載により、災害時や大停電時、夜間でも照明や家電が使える高機能のZEH。
ソーラーパネルで太陽光からエネルギーを創り、家庭用蓄電池に蓄え、住宅に必要なエネルギーを無駄なく振り分けるHEMS搭載により、更に、高機能化した住宅。非常時にも昼夜を問わず電力が使用できる防災対策機能を備えた住宅がスマートハウスです。
- 深夜に災害・停電が発生しても、PCやスマホの充電ができ、照明や家電が使える。
- 冬場に災害で停電が発生しても、寒さを回避できる。
- 太陽光発電+蓄電池+HEMSが常識の時代になる。その機能を備えた家。
スマートハウスについてはこちらの記事をご参照ください。

省エネ住宅:住宅性能表示制度の内容に目を通す!
2000年度に施行された住宅の品質確の促進等に関する法律(通称:品確法)は、欠陥住宅などのトラブルを未然に防ぐことを目的としたもので、以下の3つにより構成されています。
- 建築会社に10年間の瑕疵担保責任(基本構造部分)を義務化
- 指定住宅紛争処理機関の創設
- 住宅性能表示制度の創設:新築住宅の場合、以下、10項目。評価機関に評価してもらうもらわないに関わらず、建築業者さんとの話合いの中で必要になってくる知識です。概要をまとめておきます。
- 地震などに対する強さ:耐震等級(構造躯体の倒壊等防止、最大等級3は1.5倍の力に耐える)。耐風等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止:最大等級は2)。耐積雪等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止、多雪区域のみ、最大等級は2)
- 火災に対する安全性
- 柱や土台などの耐久性
- 配管の清掃や補修のしやすさ、更新対策
- 省エネルギー対策:5-1 温熱環境(断熱等性能等級:最大等級4)、5-2 エネルギー消費量(最大等級5)
- シックハウス対策・換気:6-1 ホルムアルデヒド対策(内装及び天井裏等)最大等級3、ホルムアルデヒド発散量が極めて少ない(日本工業規格又は日本農林規格のF☆☆☆☆等級相当以上)、6-2 換気対策、6-3 室内空気の化学物質の濃度等:選択表示事項、建設住宅性能評価のみ
- 窓の面積
- 遮音対策
- 高齢者や障害者への配慮
- 防犯対策
ZEH補助金・LCCM補助金を受け取る:情報収集3つのステップ
企業として新築戸建住宅の見えない部分の品質をどのように管理し、施主の利益を守ってくれるのか。ZEHビルダー選びに際しては、3つのステップが役に立ちます。
ステップ1 資料請求で相場感を得る
希望する注文住宅新築にはどの程度の資金が必要か。まず、相場感覚を掴みましょう。
気になるハウスメーカー・工務店数社から見積もりとプランを☞ネットで一括お取り寄せできるサービスが便利です。
ZEHビルダーから見積もりとプランを入手 ☞ZEH住宅特集 |
【PR】タウンライフ
ステップ2:大切なチェックポイントを質問する
お住まいの地域を施工エリアとするZEHビルダーの中から、気になるハウスメーカーや、地元の工務店、設計会社を選び、Emailで連絡。各社の家づくりについて、個別に問い合わせ。
本サイトの『地域別ZEHビルダー一覧』、『新築注文住宅 ZEH5つ星ビルダー一覧』が便利です。

新築住宅の外観、インテリア、機能性については各社ホームページでチェックできます。
ここで、重要なチェックポイントは、企業として新築住宅の見えない部分の品質をどのように管理し、施主の利益を守ってくれるのか。ここになると思います。
・御社の社内品質管理体制や、社内検査体制について説明してもらいたい。
・御社内での検査状況の写真や記録を工事進捗に沿い、報告してもらえるか?
・住宅性能:御社住宅の耐震等級、シックハウス等級、省エネ等級を教えてもらいたい。
・施主として第三者を雇い、インスペクションを希望するが、対応してもらえるか?等
ステップ3:個別相談とモデルハウス見学でZEHビルダーを選ぶ
質問の回答や業者さんの対応をみて、信頼感を持てたZEHビルダーを数社選択。実際に面談。
モデルハウスを訪れ、住環境を体感し、個別面談では、予算と設備仕様など詳細につき希望を伝え、アドバイスを受け調整。見積もりや間取り図を、作成してもらいましょう。
数社との間でこのプロセスを取り、間取り図や見積もり金額を比較。信頼でき、ご家族の希望に最も沿った提案をしてくれた業者さんを選びたいものです。
この3つのステップを踏む事で、施主にとり、初めて納得のゆく建築業者・ZEHビルダーを選ぶ事が可能になるではないでしょうか。
ZEHビルダーとの確認事項
- ZEH公募のタイミングに合わせて申請してもらいたい。
- 着工のタイミングの確認:新築する場合、事前に着工した物件は対象外となります。
- ZEH仕様とするコストの確認:初期費用が嵩みます。追加コストは250~300万円程度といわれています。
ZEH提出書類の作成が心配
提出書類記載事項は非常に複雑ですが、ZEHに必要な計算等はZEHビルダー側がやってくれます。施主は記載事項の説明を受け、納得の上、必要な署名・押印をすれば良いので問題ありません。